<やってみた>40歳でも遅くない。やりたいことを見つけるために、私がやったこと(最終章)

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前回の記事で、

「自分が自分を大切にしている」
という気持ちが満たされた結果、
あることが私の頭に浮かぶようになりました。

『このままの人生がずっと続いたとして、
私が死ぬ間際に、もっとも後悔すること、
やっておけばよかったと思うことはなんだろう?』

ということです。

 

その抱いた夢や、
叶えたいと思っているものが、
本当に実現するかどうか、
は問題ではなく、

私がそれに向けて、
ちゃんと行動を起こし、
トライをしたか否か。
それまでは、
自分が大事にしてきた夢が無茶苦茶になったり、
失敗したり、バカにされたりするのが怖くて、
なんだかんだと理由をつけては、
そこに手を出すことをしていませんでした。

バカにされることが嫌だとするならば、
それは、私自身が一番自分を信用していない、
という意味です。

それで嫌ならば、
その程度の覚悟しかない、
ということです。

 

『人生を終える時にもっとも後悔すること』で
一番最初に挙がったことは、『歌手になる』ということでした。
幼稚園の頃からずっとずっとやりたかったことですが、
当時は親から、

『歌手になるには、歌がうまいだけじゃなくて、
容姿が重要だから、あんたはなれへんで。』

と、言われ続けたことで、
私は自分自身をそのように位置付けてしまい、
また、言い訳の材料にしてしまいました。

それでもやりたいなら、
きっと今までのどこかでやっていたでしょう。

 

でも、過去の私は、
そこに甘んじてしまい、チャレンジできませんでした。

 

 

自分を大切にできた結果、

『本当にこのままでいいのか?』

 

と自分で問いかけることができ、
封印してきた夢に挑戦してみよう、と思えました。

 

この年齢で何を言っているのだ、
と思われるかもしれません。
実際に私がそう思う部分もありました。

でも、
そう言って逃げることはもうやめました。

 

『今から挑戦するなんて遅いよね』

そう思う自分がいると、
それが正しいことだと決定づけるようなことばかりが目につき、
証拠を集めだします。
そして、あたかもそれが正しいことだと、
自分で自分を、もしくは、周りを納得させようとしてしまいます。

 

でも、

正しいかどうかなど、
もうどうでもいいのです。
その正しさを『正しく』やったとして、
そうして幸せが保証されているわけでもありませんし、
一体その『正しさ』は誰が決めているのでしょうか。

 

大切なのは、
やりたいのか、やりたくないのか。
後悔するのか、しないのか、です。

 

 

私は、自分の目標に一歩踏み出すため、
音楽学校へ通い始めました。

 

すると、そこには、
自分が全く知らなかった世界が、
とてつとなく広大に広がっていました。
自分が今までこれを知らずにいたのか…
と、唖然とするくらい、
深く広い世界です。
それだけで、
飛び込んだ意味がある、と感じるほどです。

 

外からなんとなく想像しているのと、
実際にその世界へ飛び込んでみるのとでは、
全然違うものなんだ、
と、体感した瞬間です。

 

歌、発声の練習をすることは予測していましたが、
それらの課題には、
たくさんの心の葛藤や、
悩むこと、
哲学的な問題にぶつかることがとても多いです。

当然ですが、
何事も『やったらやった分だけ目に見えて成長する』
わけではありません。

全然変わってないように見える、
むしろ退化しているようにすら感じる日々があり、
でも、
ある日急に何かを掴んで、
脳と身体が一致する日がやってきます。

そんな毎日の中、
私を救ってくれたのは、
それまでの人生で、迷い彷徨いながら、
いろんなセミナーや本、講座で学んだことなのです。

 

ある問題にはロジカルシンキングの考え方が役に立ち、
マインドマップが活躍し、
ITリテラシー、
リーダーシップ、
ストレングスファインダー…などなど、
今まで部分的に学んできていて使えてなかった、
もしくは、
学んで放置してきたことが、
ここにきて全て繋がり始めました。
特にPDCAですね。

 

社会人になって一度は誰でも聞いたことがあり、
そのことがどういう意味かも分かっている、
PDCAサイクル。(Plan-Act-Do-Check)

当然、私も意味は知っていましたし、
それがどういうことかは分かっていましたが、
自分がそういうことを行っている、
という感覚は、あまりありませんでした。

 

ところが、
歌の練習はまさに、PDCAサイクル。

どういう練習をするのか、
してみてどうだったか、どこがうまくいって、どこがうまくいかなかったか。
どうしてうまくいかなかったのか。
どうすればうまくいくと思うか。
その練習で得たものは何か。

などなど、
毎回の練習、そして、レッスンでノートに書き溜めていくことで、
自分のやっていることが明確化し、
何ができているか、できていないか、
を、はっきりと認識することができるようになりました。
あ、もしかして、これがPDCAサイクルを回すということなのか!?
と感じたことを覚えています。
恥ずかしながら、自分が本当にPDCAというものが分かるまで、
ずいぶんと時間がかかってしまいました。

 

学校では仲間と共に切磋琢磨し、
一喜一憂しそうになりながらも、
自分のペースを守る、という大切さが分かったのも、
迷い続けて、さまよった日々があったからだと思っています。

 

自分が小さい頃からやりたかったことをやり始めたことで、
私はさらに、自分のことを大切にする、
という感覚が浸透した結果、
友達が投稿していた、
ストレングスファインダーで有名なGallup認定の、
ストレングスコーチになるという話題に、
ピン!ときて、そのまま友達にメッセージを送り、
いろいろと聞いた結果、
直感でこのコースを受けることにしました。

コーチ、という存在を知らなかったわけではないですが、
あまり自分の生活には馴染みがなく、
なんだか別世界の人のもの、という印象でした。

ただ、
自分が右往左往したこれまでの人生を振り返ると、
それぞれの強みを生かしていこう!ということがベースにあるストレングスファインダーは、
同じように悩める人、自分は何もできない、
何も強みがない、と感じている人の力になれるのではないだろうか、
と思ったのではないか、と今は推測しています。

 

ここで初めて『コーチ』というものに興味を持った私は、
さらに友達に、
ストレングスファインダーのコーチ認定コースの前に、
そもそも『コーチ』とは何か?をまず学んでおいたほうがいいのでは、
という相談をさせてもらい、紹介されて、
CTIのコーアクティブコーチに出会います。

 

そこで、コーチとは何たるか、を
学んだ結果、
このCTIのコーチも学びたい!と思い、
今はその応用コースに通っている最中です。

 

無事、Gallupの認定コーチになった私は、
いろんな方の強み、資質に触れることができ、
それを共有してもらいつつ、ただただ、

『できること』『得意なこと』『好きなこと』

を、話せる時間は、本当に素晴らしいな、
と思いますし、
クライアントの方々が強みについて話される際の、
笑顔やワクワクした雰囲気は、こちらにも伝わり、
幸せを感じる瞬間です。

『好きなこと 得意なこと 人のためになること。
この3つが重なることが、自分のミッションだ。』

と、聞いたことがあります。

 

私は円を3つ書いては、
そこに当てはまることをそれぞれに書いてみたのですが、
どう頑張っても真ん中、3つ重なることが思い浮かびませんでした。

それは、
ただただ、私自身がそれを決めることを拒否していた、
もしくは、
本当にそういうものがなかったのかもしれません。

 

ただ、
今感じることは、

その3つのどこか1つからまずやってみる、ということ。

 

私の場合は、好き、から進めました。
歌が好きで、やってみたい。
それを突き進めていくと、
歌が得意になるかもしれず、
得意になった歌を披露することで、
誰かを癒すことができれば、
人のためになります。

 

もしくは、
歌を突き進めていく中で、
全く別のものに出会って、
それがまず、人のためになるのかもしれません。
人のためになったら、もっとやりたい!と感じて、
得意になり、最終的にそれが好き、になるのかもしれません。

 

3つの円が交わるところを探すのではなく、
出発地点をまず3つのどこかにしてみる。
そこから円の中心に向かって進んでいけば、
いつか3つが交わっているところへたどり着くかもしれませんし、
その途中に
全然違う、今の自分が予想していない素敵なものに、
出会えるかもしれません。

 

それもこれも、
まずは、歩き出してこそ。

 

私も自分が若いと思っているわけではありませんが、
『好きなことからまず進んでいこう!』というOKを自分に出せたことで、
周りの世界の見え方、捉え方が少しずつ変わってきました。

 

これからもいろんなことがあり、
自分がやっていることも変わっていくかもしれませんが、
『好きだ!』という気持ちで出発した道のりなので、
その自分の気持ちを一番尊重し、
その途中で起きるすべてのことは一つの繋がりとなっているんだな、
と考えています。
迷って彷徨っていた時のことが、
あとあと大きく役立つときがくるように、
今この瞬間ですべてを決定づけるには、
人生は壮大すぎる、と私は思っています。

 

好きなこと、得意なこと、人のためになること、
まずは何でもいいから、初めて見る。
まだ釣っていないお魚を船の上から眺めて、
「あれは違うな~。これも違うな~。」
と、言っているばかりではなく、
まずは釣り糸を垂らしてみましょう。
違えばキャッチアンドリリースで、
また釣りを始めればいいだけ。
人生は大海原!と言われるのだから、
それだけたくさんのお魚(機会)があるはずです。

 

まずは、『自分で自分を大切にする』こと。
そのために、なんでも好きなことをやって心から楽しむこと。
そして、自分の一歩に自分で『OK』を出すこと。

 

長くなりましたが、
これで最終回。
思いついたら、補足的なことをまた書いていこうと思います。
読んでくださり、有難うございました。

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